1人店舗を開業しよう

~繁盛店よりも稼ぐお店を目指すやり方~

わざわざ遠方から来てもらえるお店を作る

昭和の時代はお店の前を歩いてる人たちにいかに買ってもらうか?が商売のやり方でした

ネットがないから情報もないし戦後復興から高度成長期で大量生産大量消費が始まり「並べれば売れる」時代の到来です

品ぞろえを豊富にし、割引セールをぶちかまして「いかに目を引くか」「いかに立ち止まってもらうか」が売り上げに直結していたんです

 

でも時代は変わり今ではこのやり方は全く通用しません

ネットが普及してみんな賢くなっていますし、安売りでは生計が立てられないほど原材料が高騰しています

時代は「いかに高く売るか」にシフトしているんです(というか日本はそのシフトが遅すぎるぐらいですが・・)

 

そこで大事なのが「わざわざ来てもらう店づくり」です

 

近所の人に来てもらい売り上げを作ろうとするとどうしても中心地に出店することになり、家賃も高く競争も激しい・・

かといって郊外のモールや施設などは定休日を設けられないことがほとんどなので個人店の出店はかなり難しい・・

そうなるとそのどちらでもない立地で勝負することになり集客力がなにより重要になるんです

 

魅力的な商品を作りそれをサイトやSNSで発信することで「現地まで買いに行きたい」という気持ちにさせる施策が何より重要な戦略です

そうすれば今どきのお客さんは電車を乗り継いだりバイクや車などでわざわざ来店してくれます

それどころか旅行プランに組み込んでくれたり出張の忙しい合間をぬってでも来てくれるようになります

実際に当店が今その状態で、週末になると「遠方来店」と思しき方が何人もいらっしゃいます(ここまで長い道のりでした・・)

しかもそういった方々はお店の外観などを画像をとってSNSに投稿したりグーグルで口コミをしてくれたりと、そのお店のセールスマンのような活動を自主的に行ってくれます

こうなると商売が非常にやりやすくドンドンいい循環が生まれていきます

 

ただ注意しないといけないのは遠方来店の方はガッカリした時にものすごく辛辣になります

期待値が高い分だけそのガッカリの落差も激しく接客の不備や商品の批評を事細かに発信してくれます

 

つまりもろ刃の剣なんです

 

普段から商品のクオリティ維持に努め、接客もムリせず自然体で丁寧に対応できるようにしておくべきで、忙しくなると商品のクオリティが下がったり、バタバタすると対応が雑になったり、機嫌にムラがあるなど言語道断です

どれだけ忙しくなろうと一定のレベルで商品を仕上げ誠実にお客さんと向き合うのがなによりも大切です

 

だってプロの商売人なんですから。

 

ではでは