商品の種類を減らしたほうが商売はやりやすい
多くの商品の中から自分が好きなものを選べることが「豊かなこと」だと思っているのですが、実はそうではない方たちがけっこう居ることに商売を始めてから気づきました
3つの中から選ぶぐらいはどうってことなくても選択肢が10個になると困惑して不安な目を向けてきたり「どれがいいと思う?」なんてスタッフに聞いてくる方がけっこういます
そう考えると商品ラインナップは一つのカテゴリーに3つぐらいまでに抑えるほうが良さそうです
例えばそれが色なら「黒、白、アースカラー」なんて感じですね
松竹梅なんてよくいったもので、それぐらいの数なら選ぶことのできる方がほとんどです
もちろんたまに「赤はないの?」なんて聞かれたりしますがそれを真に受けて「じゃあ要望もあることだし赤と青と、グレーも増やすか・・」なんてすると選択肢が増えてしまい、一日の中で何度も「「オロオロと困惑する子羊」につきあわされるハメになってしまいます
いやホント、コトバは悪いですが道に迷った子羊そのものです
泣きそうな顔で助けを求められることもあります、たかだか2千円程度の買い物であっても、です
高齢化やネットの影響による思考停止なんかが影響しているのでしょうか・・
なんにせよ商品数を絞り「あまり考えなくても直感的に選べる」ようにしておくのが良いみたいです
(ちなみに私は多くから選びたい派なのでいまいち理解はできていません)
それに商品数を絞ると当たり前ですが在庫の種類も減ります
そうするといつまでたっても売れない不良在庫が発生する可能性をかなり低くできます
3つぐらいなら一番売れているのとそうでないのの差もそこまで大きくなりませんし、あまりに多いなら2つに絞ればいいだけのことです
こうやってできるだけ少ない種類の商品を大量に売る方が買う側も売る側も良いことが多いようです
それにしても不思議ですね
ダイソーなんかだと品揃え自体にエンタメのような効果があり楽しそうに色々見て回りアレコレと物色している方をよく見かけます
それが千円前後ぐらいから迷える子羊が出現する印象です
やはりダイソーはその安さがプレッシャーを低くしているのでしょうか
まあ何にしてもお客さんを迷わせても良いことなんてありませんから、種類を絞る選択でいきましょう
ではでは
※選び方を提示すれば?なんて声もありそうですが、身につけるものならまだしもステンレスボトルの色に選び方なんてありません、完全に好みの問題です
お客さんを理解するのも大事だと思います
run-a-small-shop.hatenablog.com