生産性の改善には客単価を2倍にする方法を真剣に考えてみる
1人で仕事をするうえで最も大事なのは生産性を上げることです
1馬力では仕事量に限界がありますので単価を上げる方向を目指さないとジリ貧になってしまいます
そのための施策としてタイトルの「客単価2倍」ですが、いま販売している商品を全て2倍の金額に値上げできます?
まあムリですよね、よほどのことでもないと(現状が異常に安いなど)
ということは客単価の高い商品を新たに導入するしかないということです
この際に気をつけないといけないのは、現在の客単価の「2倍の金額」の商品を導入するのではないということです
現行商品も並行して販売するわけですから新商品が相当売れて現行商品と売上で肩を並べたとしても全体の客単価は1.5倍程度にしかなりません(まあそれもすごいことですが)
2倍を狙うならもっと単価の高い商品を導入する必要があるんです
ただそれだけ価格帯の違う商品だとこれまでの低単価商品と同じやり方ではまず売れません
というか現状の客層にはまず受け入れられません
それで新たな客層を狙うことになるんですね
具体的なやり方はネットやSNSの活用や、制服から店内の雰囲気まで見た目を変えたり、接客時の態度や言葉遣いも必要になるかもしれません
そしてそれらをする時には必ず「高価格帯を欲しがる層」にアプローチしていることを絶対に忘れてはいけません
客層が変わると売り方やオススメ方法まであらゆることを変えていく必要があります
売る側がその意識を強く持つことが何より大事で、それがないと考え方や意識がすぐにブレてしまいやってはいけないNG行動を取ってしまいます
例えば高い商品が入荷待ちなどの場合に少し安い商品を勧める、などですね
ウナギを食べに来たお客に売り切れだからといって穴子を勧めるようなものです
お客はウナギが食べたいのであって代替品が欲しいわけではありません
お客自身が自主的に選ぶならまだしも売る側が機会損失防止のため安い穴子を勧めたりすると「バカにしているのか」「そんな貧乏人に見えるのか」なんて怒りを買う恐れまであるんです
高い商品を買う層にはプライドがありますので、それを傷つけてしまうと二度と来てくれなくなってしまいます
このあたりが「とにかく安いものが好き!」な層とは一線を画しているんですね
他にも気をつけるべきことは多々ありますが、やはり実際に接してみないと実感としてわからないことも多いです
でも「高い層に接している」ことをしっかり意識していれば致命的な失敗も防げると思います
ぜひ意識を強く持ち高い層に指示され単価の高い商売ができるよう頑張りましょう
ではでは
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