1人店舗を開業しよう

~繁盛店よりも稼ぐお店を目指すやり方~

価格表示を簡単に変更できるようにしておく

商売が軌道に乗ってきたら次に目指すのは人気店になることです

そして人気店になることができればその次に取り組むべきは「価格による客数の調整」だと思います

 

そのあたりは以前に書きました

 

run-a-small-shop.hatenablog.com

 

で、大事になってくるのが店頭の価格表示変更のやりやすさです

 

飲食店のテーブルメニューなどは手元のデータを変更して印刷すればOKだと思いますが、店頭のガラスに貼っている価格や店内の壁に貼っているメニューなどの価格変更はけっこう大変かもしれません

それが億劫でつい値上げを後回しにしてしまう、そんな心理も理解できます

それならいっそ最初から価格を変更する前提でそういった表示を作成するのが重要だと思うんです

もっとも簡単なのは価格の部分だけ貼り替え可能にしておいて(貼り替えても違和感のないデザインにしておいて)価格シールを準備しておく方法です

例えば価格の部分だけマンガのように吹き出しになっているデザインですね

これなら貼り替えても違和感はないと思います

よくありがちなのはそういった前提なしにガラス面に立派なメニューを貼ってしまったため、あとから価格変更ができず仕方なく金額の部分だけ後付けで四角いシールを貼っている例です

 

これがとんでもなくみすぼらしい。

 

その商売の品位にかかわってきますので業種にかかわらずやめたほうがいいと思います

そんなことするぐらいならいっそ価格の部分だけ手書きでもいいんじゃないかな?

ヘタウマな文字を書くことができればこれが最も簡単かもしれません

 

もちろん大型の電子パネルにメニューなどを映し出せばそんな手間もかかりません

とはいえ高額です、資金力のない個人店がおいそれと導入するのも難しい。

しかもそれがリースだった日には大した効果もないものに延々と支払う羽目になってしまいます

 

2010年代に電飾看板の飛び込み営業が盛んにきてアレコレ説明をしてきましたが、あんなもの3か月もすれば風景になってしまい注目度はありません

大手ならそれも販促の一部と割り切れますが個人店には荷が重すぎると思います

 

長く続いたデフレで「20年前からずっと同じ価格」で商売しているお店もありそうですが、本来の商売はだんだんと値上げしていくのが王道です

そのたびに業者に依頼しているとコストがかかって仕方ないので小回りの利く価格変更方法を採用しておきましょう

 

小回りの利きやすさ潰れないお店には大切です

 

ではでは